Mar 27 2021 Tech Quarterly - Summary

ちょうど良くワクチン事情などまとまっていたので、ざっくりまとめ。まあ、あくまでざっくりとね。 Racing against time Responding to covid-19 Mar 27 2021 Covid-19 has shown what modern biomedicine can do covid-19 has had social, economic and pol…

AI・未来(李開復)ー前書き(その3)

半生を振り返ってみると、私は理想に燃えた科学者であり、勤勉実直なエンジニアであり、さらに卓越性を追求する経営者であった。反面息子であり、夫であり、父親であることをほとんど忘れていた。―5年前にIV期のリンパ腫と診断されるまでは。この病気のため…

AI・未来(李開復)ー前書き(その2)

しかし、ヒントンらがディープ=ラーニング技術を開発し、これがインターネットやビジネスに広く応用されるようになったことで、人工知能は我が道を行く研究中心の時代から、「袖をまくってビジネスをする」実用的な応用中心の時代に突入した。この2つの段階…

AI・未来(李開復)ー前書き(その1)

1991年12月16日朝11時、私は産婦人科で妻、先鈴の出産に立ち会っていた。陣痛に入ってすでに12時間が経過していた。私は、妻に付き添ってはいたもののひっきりなしに自分の腕時計に目をやっていた:我が子が予定通りあと1時間で生まれてこなければ、私は病院…

読後感その1:歴史な話「呉清源とその兄弟」

先日某所に出張し、近くの古書店で購入した本がこれ。 呉清源とその兄弟 ―呉家の百年 作者: 桐山桂一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2005/04/21 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 帰りの車中にてほぼ読了した。 inoue…

中国語な話(出張がサバイバルでは・・・ね)

中国語といえば。学会中同僚(中国人)に、「〇〇〇〇・・・吗?」ときかれてキョトンとしてしまったあたし。一句一句聞き返して「你自己打车吗?」だったとわかって苦笑。いつまでもサバイバル気分で中国出張をこなすのも、いつまでも中国語が上達しないこ…

・・・でやはり本屋に行った

ここでも性懲りもなく本屋に言った。北京の王府井や図書大厦、上海の書城にくらべればどうしたって小さくなるし、繁華街(西安路)の本屋は軒並み「受験参考書」平積みであった(なんでそれしか売らないんだよ・・・)でも歴史書を無言で見ていたら「日本人…

大連に行ってきた

実は大連に行っていた。学会参加の名目、といってもギリギリのエントリーで発表はなし。自分のiphone忘れたので写真もなし。10年来(いや、人によっては15年以上だ)の知り合いと旧交を温めるいい機会になった。昨年の11月にはじめて来たときにはとにかく寒…

中国制造再び

中国制造2025関連で手に入れた文献をいじろうとしていたらほぼ1年。とおもったら数日前の日経で「中国製造2025・・・」がちょっとbuzzっていたので、何を今更?と思ったら関税報復合戦で引き合いに出されたらしい。 www.nikkei.com そこで昨年の続き。実はつ…

中国制造2025あれこれ

もう2年前の話になるが、中国国務院が 中国制造2025 「中国制造2025」を公表して話題となった。ざっくり言えば製造大国から製造強国への脱皮を図るというもので、inoueの身の回りでも、知人が最近出版した書籍(株の本なんだが・・・)にも言及されるなど製…

 技術革新と「職」

[勝手に抄訳] 技術革新と「職」 以下、Technology and jobs: Coming to an office near you | The Economist からの抄訳、というか中途訳。 イノベーション(技術革新)は進歩のたまものだが、それによって職が奪われることもまま起きてきた。産業革命時には…

 今年の10冊

[書評] 今年の10冊 今年の備忘録の1つとして、今年読んで印象に残った本をものす。 1.かまくら子ども風土記 inoueの小学校時代の愛読書の1つ。当時はB6版の4分冊だった。鎌倉駅前の島森書店で購入。 いまこのエントリを書いているときに気づいたのだが、ama…

英語のプレゼンを準備するハウ・ツー

id:tsugo-tsugoのエントリに触発された。英語のプレゼンのこつ(理工系用) inoueが学会で見たプレゼン見聞、自分でやるようになってからのプレゼンの経験から、泥縄式、じっくり式、いずれも3点にまとめてみる。なお、inoueの業界は化学・化学工学である。…

逃げろ、泣きつけ、それからどうやって食っていくか考えろ

ちょっと時機を逸してしまったが・・・ネットニュースはリンク切れが多いからこういう形で記録しておく(東北大院生の自殺の件) 上記エントリー、心構えとしては悪くないが、すぐにとりうる行動としての“対策”よりは、予防策に近い(たぶん、危険予知的に書…

inoueがアメリカ経験で学んだこと

inoueのアメリカ経験−1 inoueのアメリカ経験−2 inoueのアメリカ経験−3 まとめに入る。勝間和代ではないが、3点にまとめることにする。1.英語は、できるにこしたことはない "英語の世紀"に尽くされているかもしれないが、強調しすぎてすることはない。 i.英…

Better Place Japan - Exhibition

電気自動車のピットインをみてきた-technophobia 電気自動車の着脱式バッテリー交換ステーション実証実験を見てきた-科学と非科学の迷宮 Inspired by previous blog entries (vide supra), I visited the Exhibition in Yokohama that demonstrated their ke…

inoueのアメリカ経験−3

2003年 1月 入居していたマンションの配管破裂。1日ホテル住まいを余儀なくされる。 “アタシの友達が弁護士やっててさあ・・・”同じマンションの住人。2003年 1月 “このごろのアメリカの出入国管理はクレイジーだ” インド系の大学院生。2003年 2月 “おまえ、…

inoueのアメリカ経験−2

2001年 8月 スタマ(Star Market)デビュー。カレールーもサランラップもおいていないこと、肉の売り方が違うこと・・・にショックを受ける。でも、果物/野菜コーナーは愉しかった。いまでも、ジュースはアメリカのもんがおいしいと断言する。2001年10月 Ca…

inoueのアメリカ経験−1

inoueは2001年8月から2003年9月まで、企業派遣でアメリカの大学に留学していた。id:tsugo-tsugoのhaikuに触発されて振り返ってみる。2001年8月 アメリカ入国。 後にも先にもない、ビジネスクラスへのアップグレード。えらく贅沢気分で乗り入れた。2001年8月…

科学者の教育、ねぇ

何日か前の大隅先生のエントリー: 2日目終了&科学者を育てるには inoueは大隅センセの普段ものされてるもの(含むブログ)を拝見し、尊敬申し上げているのだが、もっともらしいだけに違和感を引きずってしまうんだな、これは。 森羅万象何でもそうなのだ…

ホームページを立ち上げた

前任者から引き継いだ学会の研究会のホームページを立ち上げた。なお、ビルダーはオーソドックスに(?)IBM ホームページ・ビルダー13 通常版出版社/メーカー: ジャストシステム発売日: 2008/12/05メディア: CD-ROM クリック: 1回この商品を含むブログ (4件…

Fernando Lima

昨年、Sarah BrightmanのCDがリリースされた。そのなかの“Ave Maria”がとても新鮮に聴こえた。冬のシンフォニー(通常盤)アーティスト: サラ・ブライトマン出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)発売日: 2008/10/29メディア: CD購入: 4人 クリック: 19回こ…

Succinic acid, C4 process, and acetonitrile

There have been some topics of my interest these days - I want to clip them here as my memo; Bioamber to Build The World’s First Bio-Based Succinic Acid Plant in US R&D on alternative feedstock is now "in" - In fact, there has been a timel…

金と女

ちょっと前のhiroyukikojimaのエントリーに、こんな件があった。 その上で、ぼくとつれあいが話したのは、「小室は、ある時点から、借金を返す気はさらさらなくなっていたのではないか」という憶測だった。全く根拠はないのだけれど、報道される小室の行動か…

 英語の「世紀」(つづき)

昨日の続きである。日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (456件) を見る ただし、フルで同意できたのは昨日のエントリーま…

 英語の世紀

梅田のエントリー、dankogaiのエントリー(梅田エントリーからリンクして購入したのだが)に触発され、↓を購入、読了した。日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリ…

 くまさんのうた、あるいはタモリは偉いという話

今日、子供たちが外でこんな歌を歌っていた。 ♪あるーひー もりのなかー くまさーんーにんにくー であーったんこぶー はなさくもーりーのーみーちー くまさんにであーったー♪ このあとのあいのてが、これ。 ♪タモリのおけつはしましまぱんつ〜♪そして前に戻…

 かこさとしの絵本展

娘が5歳、ということもあって絵本もかなり買い込んでいるinoueの家だが、親子そろって評判がいいのがかこさとしの絵本である。↓そのなかでも娘のひいき。人間 (福音館のかがくのほん)作者: 加古里子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1995/05/30メディア: …

The EconomistがBogusnewsを引用した話

今週のThe Economistに、こんな記事が出るらしい。The ghost of wartimes past 詳細に立ち入るのは控えるが、実はこの記事の最後にこんな件がある。 The furious complaints against the prize winner by a former minister of his and another essayist, Na…

[おやばか]娘はしまじろうを知らない

娘、5歳。 pollyanaが、先日のエントリーでしまじろうネタを披露していた(?)が、娘は大してしまじろうには興味はないらしい。・・・・もっぱらプリキュアシリーズですな。pollyanaのむすめちゃんもそのうち、だろう。 わが娘ながらたいしたものだと思うの…