書評

読後感その1:歴史な話「呉清源とその兄弟」

先日某所に出張し、近くの古書店で購入した本がこれ。 呉清源とその兄弟 ―呉家の百年 作者: 桐山桂一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2005/04/21 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 帰りの車中にてほぼ読了した。 inoue…

 今年の10冊

[書評] 今年の10冊 今年の備忘録の1つとして、今年読んで印象に残った本をものす。 1.かまくら子ども風土記 inoueの小学校時代の愛読書の1つ。当時はB6版の4分冊だった。鎌倉駅前の島森書店で購入。 いまこのエントリを書いているときに気づいたのだが、ama…

 英語の「世紀」(つづき)

昨日の続きである。日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (456件) を見る ただし、フルで同意できたのは昨日のエントリーま…

 英語の世紀

梅田のエントリー、dankogaiのエントリー(梅田エントリーからリンクして購入したのだが)に触発され、↓を購入、読了した。日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリ…

Meiguoで買ったもの

休暇中、アメリカでかなりの本を購入した。おすそわけ紹介。The Periodic Table: Elements with Style! 元素に割り当てられているcartoonが楽しい。はまぞうが使えないので、リンク、画像はamazon.comからコピーした。ちなみに、表紙の描かれている元素はセ…

中田英寿の生きかた

あれから1年以上が過ぎた。そして“新生”日本代表がアジアカップ連覇を逃してしまった。まさにこのタイミングで出会った一冊。inoueにとっていわば背筋を正す本。中田英寿 誇り作者: 小松成美出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 1…

Robert N. Noyceの伝記

2年前、こんな本が出版されていた。2005年の秋、海外出張したときについでに購入した。この連休中にようやく読了した。The Man Behind The Microchip: Robert Noyce And The Invention Of Silicon Valley作者: Leslie Berlin出版社/メーカー: Oxford Univ Pr…

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

dankogaiの”リミッターが一番外れた”対談、という文句に引かれて購入した。2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)作者: 西村博之出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2007/06/29メディア: 新書購入: 18人 クリック: 338回この商品を含むブログ (335件) を…

 いきざま、あるいは解題=好きをつらぬくということ(続)

ずいぶんと更新を怠っていたが、先週の続きのような内容ではある。 竹中平蔵の近著構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌とともに、inoueの最近読んだ“元気の出る本”。いきざま 日能研と歩んだ企業家人生40年作者: 小嶋勇,高嶋健夫出版社/メーカー: 日経BP企画発…

複合化の世界

畏友(と言っても大先輩といっていいくらいの方だが)が、こんな本を書いていた。うかつながら先日本屋でばったり見つけて、そのまま購入して読了した。(こういう”気まぐれ”や”犬も歩けば”がweb2.0で変貌するのか、それともリアルの世界に普遍的な現象にと…

有機化学美術館へようこそ

有機化学美術館へようこそ ?分子の世界の造形とドラマ (知りたい!サイエンス)作者: 佐藤健太郎出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2007/05/19メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 19回この商品を含むブログ (15件) を見るさとう氏の表題のホームペ…